❏ http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/maleficent/
あらすじ
ディズニー映画『眠れる森の美女』に登場する魔女、マレフィセントを主人公とした作品です。“誰も知らない「眠れる森の美女」がいま目覚める―”というキャッチコピーの通り、元になった『眠れる森の美女』は大筋のストーリーは合っているものの、実は描かれていなかった部分や異なって描かれてしまっていた部分がある、といった仕立てになっています。
基本的には「魔女に呪いをかけられた王女が王子様のキスで目覚める」という流れなのですが、「なぜ魔女(マレフィセント)は呪いをかけたのか?」の理由だとか、「本当に王子のキスで目覚めたのか?」といった点が、解釈を変えて描かれています。
感想
いろいろあって長くなりそうなんで箇条書きで。
- 前半に登場する幼少期のマレフィセント(以下、ロリフィセントとする)、どう考えてもアンジェリーナ・ジョリーとは顔の骨格が違うと思った。
- 3Dで見たんだけど、ロリフィセントが飛び回るシーン、目がチカチカして見づらさがあった。映画『アバター』を3Dで見た時も似たようなシーンあったなあと思ったら、『マレフィセント』の監督のロバート・ストロンバーグって『アバター』のプロダクションデザイナー(?)だったっぽい。
- オーロラ姫のエル・ファニングがダコタ・ファニングの妹って知って『宇宙戦争』からの時代を流れを感じた。
- マレフィセントが王女に呪いをかけるシーンの3人の妖精とかマレフィセントとかアニメのイメージを忠実に再現してた。
- 「オーロラ姫を目覚めさせた真実の愛のキスは王子様のものではなくて、実はマレフィセントによるものだった」(※ネタバレって書いたのはここ)って設定は、『アナと雪の女王』のラストで、アナの氷を溶かしたのが後に恋人になるクリストフじゃなくて姉であるエルサだったというに通じるものがあるな~と思った。男女が結ばれるという既存のディズニー的世界観を自ら塗り替えていってるような。
- エンディングに流れる「ONCE UPON A DREAM」は良かった。