映画『クロニクル』
今◯◯でクロニクル鑑賞
見るべき一本だと思う
というメールが父親から来たので映画『クロニクル』を見てきました。
❏ All Star Coffee
2012年2月にアメリカとカナダで公開された映画で、既にBlu-rayも出てるようです。
都内だと新宿シネマカリテというミニシアターでしかやってなくて、しかも僕が行った時には1日2回しか上映してないという状況でした。面白いのにもったいない。
元々、首都圏限定で2週間の公開予定だったのが、期間延長&上映劇場追加されたようです。良い判断だ。
❏ 映画『クロニクル』、上映期間延長&首都圏以外の上映が決定! | Qetic
あらすじ
シアトルのとある高校に通うアンドリュー・スティーブ・マットの3人は、ある出来事をきっかけに超能力に目覚める。最初のうちは女の子のスカートをめくったり、ショッピングモールでぬいぐるみを動かして子どもを驚かせたり、空中でアメフトをするといったことにその能力を使っていたが、やがてエスカレートしたアンドリューが他人を傷つけることに能力を使い始め…
超能力
本作品で描かれる超能力は、主に念力・念動力系で、その派生として自分を空中に浮かせたり、バリアー?のようなものが登場します。あと超能力を使い過ぎると鼻血が出るようです。
大友克洋『AKIRA』の影響
さて、今作の監督、ジョシュ・トランクによると、『クロニクル』に影響を与えた作品として『AKIRA』『キャリー』『フューリー』を挙げているようです(Wikipedia記事参照)。寡聞にして後者の2作品は見ていないのですが、確かにAKIRAの影響は随所に感じられました。
特にラストのアンドリューvsマットの戦いはAKIRAにおける鉄雄と金田の戦いを彷彿とさせられました。あと、空中飛ぶシーンやアンドリューが父親を壁にめり込ませるところなんかは『童夢』っぽいなあと。
個人的には『マン・オブ・スティール』よりこっちのほうが超能力というか、空中戦を上手く描けていたような気がします。あと83分と短めなのもだらだらアクションシーンを長時間続けるよりかはまとまってて高評価。2012年の作品なので、「今年のベスト」とは言いづらいのですが、自分が今年見た中ではトップクラスに面白かったです。
映画『クロニクル』、めちゃくちゃよかった。大友克洋の『AKIRA』とか『童夢』とか好きな人は好きだと思う。今年のベスト洋画だわ。
— zekitter (@zekitter) 2013年10月14日
あ、そうそう全体を通してファウンド・フッテージ形式で展開されるんですが、ちょっと酔いそうになりました。