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美少女ゲームを売るための方法

エロゲブランド「minori」代表のnbkzさんへのインタビューが面白かったのでメモ代わりに引用しときます。

ーー市場が縮小し、制作会社も減っているというお話でしたが、今後、美少女ゲーム業界はどうなっていくと思われますか?

nbkz  美少女ゲーム業界に限らず、近い将来全てのビジネス的なエンターテインメントコンテンツは終わってしまうのではないかと思います。作品に対するプロフェッショナルという概念がなくなるんです。ニコニコ動画のようなものが、コンテンツの最終形態なんじゃないですかね。つまり、プロが作ったものはお金がかかって高いから、アマチュアが作ったかつてのプロっぽいものを、なんとなく無料で楽しむ世界になるんです。実際クオリティといった面でとらえても、デジタル化が進み、商業作品とアマチュア作品の大きな差異はなくなりつつあります。

 一時期海賊版やら違法ダウンロードといったものがあるから美少女ゲームに限らず様々なソフトが売れないという論調がありましたが、そうではないと思っています。フリーライドしている層(※編注:お金を払わずプレイする層)は、それらが手に入らなくなったら、無料で楽しめる他のコンテンツへシフトするだけなんじゃないでしょうか。お金を出さない人は、何をしても出さないんです。

ーーその対抗策はあるのでしょうか?

nbkz  現状は経済基盤があって、次を見たいと思って投資をしてくれるファン層に支えてもらうしかありません。言いにくいことですが「複数買い(※編注:1人のユーザーが同じタイトルをいくつも買うこと)」っていうのが、まさにそうでしょう。だいぶ前から美少女ゲーム業界はこうした"タニマチ"的な流れに乗っていましたが、今後も加速の一途でしょうね。かつて音楽が一部の限られた貴族層の娯楽としてのみ存在したように、美少女ゲームは時代を逆行して、その流れに戻るかもしれません。一部の層のためだけに存在していくんです。だから全ての声に耳を傾けるのでなく、自分たちにお金を払ってくれている層の声を聞き分けていくことが、今後さらに大事になっていくと思います。

 いまは販売店舗も激減して、地方の店舗はほとんどなくなってきました。市場の縮小については、業界全体の問題として、ずっと前から考えなくちゃいけなかったんだと思います。この危機を生き延びるという意味では、やはり"タニマチ"に頼っていくことになってしまうんでしょう。
平均年収は300万円以下?! 衰退化が止まらない美少女ゲーム業界の現状(1/4) | ビジネスジャーナル

特に海賊版とか違法ダウンロードのところはすごく納得感あって、シングル1枚1000円程度の音楽業界と違って、1本あたり1万円前後、安いDVDPGとかでも5000円くらいするわけだし、割れ厨的な人々を規制したところで彼らが金出すようになるのかっつーとそうではないんだよなーと。むしろ、ちょっとお金持ってる人達にちゃんと欲しいと思ってもらえるようなコンテンツを作る方向にシフトしていくんだろうなと思った。これは別にエロゲに限った話じゃないんだろうけど。
実際、minoriのすぴぱらのオープニングとかはそれだけに金払ってもいいくらいの出来になってるしなー。

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すぴぱら STORY #01 - Spring Has Come!

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ただ、ちょっと突っ込みたいのはminoriみたいにいくらアニメがキレイでもなかなか複数買いとかはしてくれないんじゃないだろうかという点。もう少しキャラを押し出した売り方をしていかないと。曲芸商法的な。まあでも複数買いする人は基本的に異常者だしその辺を的確に狙って作るのも難しそう。
それと、minoriさんってエロゲブランドの中でも著作権に関してトップレベルに厳しい気がするんですが、それはどうなんだろう。対照的なのはOVERDRIVEで、こちらはMADとかも公認だったりするんですよね。例の「FREE」とかいう本じゃないですが、そうやって最初は無料で楽しんでもらって、興味持ってくれる人を増やして、その中からファンを増やしていくというやり方のほうが、nbkzさんの意見と整合性がとれている気がしないでもないです。あとはアニメ化とかね。無料で楽しんでもらえるし。
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あ、今月はOVERDRIVEの「僕が天使になった理由」買う予定です。楽しみ!
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