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都会の近所付き合い

先日会社から帰ってきたら、自分の住んでいるマンションで火災報知機が鳴っていた。

住人の1人がエントランスで慌てていて、最初何やってるんだろうと思っていたら、マンション内に警報が鳴り響いていて、エレベーターも止まっていて、その時初めて状況を理解した。

なんか自称隣の家の住人(謎)がやってきて、何かを確認してどうやら自分の住む階で火災報知機が鳴っているとこのと。

マジか。


エントランスでわちゃわちゃやってた住人も同じ階で、一緒に階段で上がることに。

まずは自分の部屋に入って確認。火の手は無し。火災報知機も鳴ってない。

廊下に出たらさっきの人と、もう1人隣の部屋の人も出てきてた。3人でどうしようかと相談。


同じ階に住んでる人と会話したことはほとんどなくって、エレベーターで会釈するくらいなので、コミニュケーション取ったのはこれが最初。

他2人も自分と似たようなカンジの独身サラリーマンっぽかった。まあマンションのタイプ的にそういう人が集まりそうなところだし。

お互いの部屋について話したところ、どの部屋も特に問題ないとの話だった。

その後、残りの部屋に人がいるか確認してみることに。ある部屋には人が居て、なんか女の人の声がするけど警報がうるさくてよく聞こえない。残りの部屋は不在の模様だった。


そうこうしてるうちに警察と消防が来て、外が事件現場みたいになってた。まあある意味事件現場ではあるけど。


んでその場にいた3人については消防隊員に部屋の中と火災報知機をチェックしてもらって問題無いということになり、とりあえず部屋に戻った。

女の人が居た部屋の前に消防隊員とか警察官とかいっぱい居て「うちじゃないんですけど!」みたいな声が聞こえてきた気がする。

不在だった部屋もセコムと警察官と消防隊員が室内確認して、問題なかったらしいので、そこで警報が鳴りやんだ。


結局その後は自室に居たのでよく分からないけれど、警官とかがしばらく件の女の人の部屋の前にいたので多分その部屋でなんかやらかしちゃったんじゃないかなあと思う。


都会の人は近所づきあいしないというのは確かにそうだと感じる事が多い。でもそれでいいと思っている自分もいる。
自分が若いし、普段働いているからというのもあるんだろうけど、今回みたいな火事とか、先日の大雪の日とか、緊急の時だけ助け合えればそれはそれでいいような気がする。

町内会とかマンションコミュニティとかシェアハウスとか、そういう普段からの近所づきあいが大事というのも分かる。分かるんだけど、それが負担になる場合もあるし、ミニマムの近所づきあいという方向性を選べるならそれはすごくいいことだと思う。

というようなことを火事をきっかけに考えた。