zekipedia

Welcome to Zekipedia

オブリビオンとアフター・アースとガルガンティア

ウィル・スミスとその息子、ジェイデン・スミスが出演する映画『アフター・アース』を観てきました。まあなんというか、原案ウィル・スミスって時点でうーんってカンジはしてたんですが、案の定アレな映画でした。めっちゃ眠かった。SFなのに登場するデバイスとかがダサいのが致命的ですね。

www.afterearth.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

あらすじ

あらすじは、色々あって親子が滅亡後の地球に不時着して遭難するんだけど、協力して救助を待つってストーリーです。滅亡後の地球の動植物は、人類を殺すのに長けているという設定で、でっかい鳥とかライオンみたいなのとか猿とかが敵として襲ってきます。あとヒルとか。
で、わりと重要なのが「アーサ」って生き物なんですが、こいつは人類の恐怖心を感知して寄ってきて、人間を殺します。主人公の姉とかも殺されてます。このアーサを倒せる恐怖心をなくした人類が「ゴースト」と呼ばれています。まあここまでくれば分かると思いますが、主人公が恐怖心と戦うという話なんですね要するに。最後のアーサと主人公キタイが戦うシーン、ロード・オブ・ザ・リングでフロドとサムがクモみたいな奴と戦ったシーンに良く似てた気がする。

オブリビオンアフター・アース

んで、ちょっと前にオブリビオンっていうトム・クルーズ主演の映画を観たんだけど、それに設定がよく似てるなーと。オブリビオンは、地球に異星人(?)がやってきて、人類はそれに対抗するために焦土作戦に出て、自らの手で地球を滅ぼすという。その地球上で監視任務に着いてるのが主人公ってワケ。一方で、アフター・アースの方はもっと時間軸が広いのだけど、かつて地球を滅ぼした人類が新たな住処を求めて宇宙に出るんだけど、そこでは天敵との戦いの日々。ある日、任務でとある星に向かっていた主人公親子は事故に遭遇し、なんとかつて滅んだと言われる地球に不時着することに…。
みたいなカンジでどっちも滅亡後の地球を舞台にしてるんですね。いやまあこういう話は昔からあるんだろうけど(猿の惑星とか?)、ほぼ同時期に立て続けにあるとお前らどんだけ地球滅ぼしたいんだという気持ちになりますね。
ちなみにこういった記事もありました。
http://rocketnews24.com/2013/04/24/321039/

似すぎだろw

翠星のガルガンティア

アニメ好きの諸兄らならもうお気づきかもしれませんが、オブリビオンよりもさらにアフター・アースに設定が似ているのがアニメ『翠星のガルガンティア』です。こちらも、地球を離れた人類が宇宙に出るんだけど、天敵と戦闘を繰り返しており、そのさなか、主人公の乗った期待がなぜか滅んだはずの地球に墜落することに。そこには海に覆われた地球で、海上に暮らす人々の姿があった…。というもので、アフター・アースとの違いは“地球”に生き残った人類が登場するかどうかくらいです。いや、まあ大きな違いっちゃ違いなんですが。比べるのもおかしな話ですが、中身ははっきり言ってガルガンティアの方が上です。

まとめ

とまあ、アフター・アースは見るべきところのない映画ではあるんですが、同じ題材(というか設定)においてハリウッドと日本のアニメでここまで差が出るのかって意味でガルガンティアと見比べるのは面白いかもしれませんね。前者だと墜落シーンや戦闘シーンとかやけにリアルな動物や敵とかに力を入れるのに対して、後者ではロボットや美少女が出てきたりといった違いとか。あと扱っているテーマの違いとかも。