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映画『真夏の方程式』の感想(ネタバレ無し)

真夏の方程式観てきました

映画「真夏の方程式」大ヒット上映中

東野圭吾原作のガリレオシリーズ劇場版第二弾「真夏の方程式」を観てきました。その感想とかです。推理モノということもありできるだけネタバレは控えようかと思います。

あらすじ

福山雅治が演じるガリレオこと湯川学は、鉱物資源開発の説明会にアドバイザーとして出席するために“玻璃ヶ浦”へ向かう。その電車の中で、夏休みを親戚一家の経営する旅館で過ごすことになった少年、恭平と出会う。湯川は恭平の親戚が経営する旅館に宿泊することになるのだが、その旅館の宿泊者である塚原正次が死体となって発見される。当初、状況証拠などから事故として片付けられそうになるが、殺人事件の可能性が浮上し、警察の依頼を受けた湯川は真相に挑んでいく…。
みたいなストーリーなんですが、この事件のきっかけとなる15年前の起きたとある殺人事件についても同時進行で推理が進められていきます。というかそっちが鍵になります。

感想

良い。
今作は台湾や香港とかでもやってるらしいですが、もっとね、こういう純粋によく出来た作品を世界に発信していったらいいと思うんすよね。世界の北野とかおくりびともいいけどさあ。推理モノや探偵モノみたいな作品ってあんまり海外勢は得意じゃない印象があるし。ハリウッドなんか推理モノとか言ってカースタントし始めるしな。
んで何がいいかって言うとですね、まず基本となるトリックがよく出来てる。ただ、よくでき過ぎててこいつが思いつくか?って気にはなったけど。トリックの中身の詳細については触れないけど、ベタなネタをギミックを利用してうまく溶けこませてるってのが良かった。
あとやっぱ演技っすよ映画は。日本映画って話題作りのためにとりあえず有名な俳優出すのが先にあったりしてクソなんだけど(別に日本映画に限った話じゃないが)、川畑成実役の杏、川畑重治役の前田吟、川畑節子役の風吹ジュンという川畑家三人は役に合った配役だと思うし、いい演技してました。あとあらすじに出てきた恭平くん役の山崎光くんもよかったです。特に福山雅治との絡みが。序盤は「子どもとか入れると話が軽くなりそうだなー」とか思ったりしてたんですが、後半に入って前言撤回。どういうことかは見て頂きたいです。
細かいところでは場面の切り替え方も独特で上手いですよね。急に海の中のシーンになったりとか、パンタグラフを写したりとか、過去の回想シーンとか。まあ見たら分かると思いますが、画面に惹きつけるための技法があちこちに凝らされてると思いました。
というわけで、かなりおすすめの映画なのでこの夏にぜひ観に行ってください。夏の終わりくらいに見るのがいいかも。

前作『容疑者Xの献身』との比較

さて、ガリレオシリーズといえばドラマもありますが、比べるとしたら前作『容疑者Xの献身』ですかね。あれに比べるとあまり犯人に魅力がないのかなあと。容疑者Xの献身は天才数学者・石神と天才物理学者・湯川という構図が面白かったわけだし、だからこそ複雑なトリックでもなるほどなって思うんですが、さっきも書いたように今作だとこの人がこんなトリック思いつくかなあという疑問が最後までついてきます。
ちなみに後味の悪さは前作以上で、見終わったあとは面白い映画を見せられた気分にはなるんですが、物語のその後のことを考えるとやや暗い気持ちになったり。

真夏の方程式の舞台はどこ?

ロケ地をはっきり公表してるわけじゃないっぽいんで、正確には分かりませんがエンドロールを見る限り伊豆の方っぽいですね。今度行ってみようかな。これがアニメ作品とかだと熱心なファンがソッコーで聖地巡礼とかしてブログにアップしたりしてくれてるんですがねー。

追記:
序盤とラストに登場する玻璃ヶ浦の駅のモデルは、愛媛県高浜駅だそうです。画像検索の結果を見ましたがどうやら合ってる気がします。
高浜駅

真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)