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週刊誌・雑誌のサイズについて

雑感 電子書籍 ビジネス

書店に行くといろいろな発見があって面白いですね。

ケータイの機種変に秋葉原のヨドバシカメラに行ったのだけれども、変更手続きで待ってる間に7Fの有隣堂書店をぶらついてたら『週間ヤングマガジン 2014年1月22日号増刊』というのが目に止まりました。

なぜ目に止まったかというと、全く同じ表紙なのにサイズの違う2冊が並んでいたからです。

ふつう増刊号といえば本誌とは異なるマンガが載っていたり、人気回をアラカルトで載せていたりするものですが、内容も値段も同じで、サイズだけ異なる2冊が売られていました。片方は通常のA4版で、もう片方はいわゆる単行本サイズと呼ばれるB6版。

なぜ内容が全く同じ縮小版を増刊として出版しているのでしょうか?

これはあくまで想像ですが、雑誌のサイズの適正を確かめる一貫で、実験的にB6サイズでヤングマガジンを売っているのではないでしょうか。もし、単行本の方が売れ行きが良ければ、B6にシフトしていく、ということも考えているのかもしれません。

なんて思いながら、「ヤバい経営学」で書かれていた、新聞社の紙面がコンパクト版に移行したという話を思い出しました。

イギリスの新聞「インデペンデント」がコストカットから大型の紙面を廃止してコンパクト版に移行したところ、売上が急激に増え、ライバル紙であった「タイムズ」や「ガーディアン」も紙面を縮小したということがあったそうです。

ではなぜ新聞社はそれまで大きな紙面を印刷し続けていたのか。それは、1711年に導入された新聞のページ数に応じて課される税金への節税対策でした。この税制度は後に廃止されたそうですが、新聞各社は紙面のサイズを元に戻そうとはしませんでした。

現状、マンガ雑誌のサイズはA4だが、なぜそのサイズとなっているか。もし、上述の税制度のような、今の読者にとって関係ないことが理由なら、雑誌の大きさを見直していくべきなのかもしれません。

ちなみに個人的にはB6サイズだと持ち運びにも保存にも楽なので助かるなあと思いました。中綴じじゃなくて平綴じだったのもよかったです。

そういえば現代用語の基礎知識も買ったのですが、こちらは逆に大字版という拡大したものも並べて売っていました。老眼対策でしょうかね。字が小さいと読みにくい人もいるのかもしれません。

現代用語の基礎知識 2014年版(大字版)

現代用語の基礎知識 2014年版(大字版)

電子書籍という、自由に文字の大きさを変えれたり、紙ほど厚みがなくて持ち運びやすい媒体が登場しつつありますが、紙の書籍が生き残る戦略の1つとして、ハードウェアの部分を見直していくというのもあるんじゃないでしょうか。