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バイクの高速料金が軽自動車と同じなのはやっぱりおかしいのではという話

バイクの高速料金が軽自動車と同じ理由

自動二輪車の高速料金は軽自動車等に含まれるのですが、先日のバイクのETCを取り付けました - zekipediaというエントリーを書いてる時に、国土交通省のサイトで次のような記述を見つけました。

高速道路料金の車種区分は、「軽自動車等」、「普通車」、「中型車」、「大型車」、「特大車」の5車種に区分されています。この車種区分については、以下の3つの考え方から総合的に決定されています。

  1. 「車両が道路を占める割合」に応じてご負担いただく「占有者負担」の考え方
  2. 高速道路を利用することにより受ける利益の割合に応じてご負担いただく「受益者負担」の考え方
  3. 「車両が道路を傷める割合」に応じてご負担いただく「原因者負担」の考え方

自動二輪車については、以下の考え方を総合的に勘案した結果、「軽自動車等」に分類されています。

  1. 走行時に他の車両と同様に一車線を必要とし、交通安全上必要な車間距離を確保して走行する必要があること
  2. 法定の最高速度は他の車種と同様に100kmであること
  3. 照明、標識等に要する費用や道路巡回費用等に関して他の車種と同様の負担を行うべきものであること

国土交通省道路局 | 道の相談室

これを見るに、バイクの高速料金は5つの区分では最も安い部類に入るようです。が、それでも軽自動車とバイクが同等の値段というのは納得出来ない部分もあります。

それでも高くない?

確かに、バイクも他の車両と同様に一車線を必要としますし、車間距離も同様に確保する必要があります。そして、最高速度も他の車種と同様です。道路循環に費用等で他の車種と同様の負担を行うべきというのも分からなくはないです。
ただ、それでも「占有者負担」の考え方から言うと、軽自動車に比べて道路を専有する面積は小さいです。例えば軽自動車のベストセラー、ワゴンRのスペックと、400ccクラスバイクのベストセラー、CB400SFのサイズを比べてみると次のようになります。

車名 全長 全幅 全高
ワゴンR 3,295mm 1,395mm 1,640 - 1,695mm
CB400SF 2,040mm 725mm 1,070mm

もちろん車種によって異なりますが、一般的にバイクの方が軽自動車より小さいといえるでしょう。つまり、占有面積は比較的少ないです。
また、受益者負担についても、軽自動車なら1~4人乗れますが、バイクは1~2人。同じ料金で得られる利益にも差があります。
最も分かりやすいのが原因社負担で、バイクはタイヤの数が四輪車の半分ですし、道路を傷めてる割合も半分じゃないでしょうか。
今のバイクの高速料金は、現行の料金体系の中では一番安いのですが、もっと安くてもいいのではないかというのが僕の意見です。

二輪車メーカーも要望を出している

ちなみにこういう話は前から言われていて、バイクメーカーも国土交通省に要望を提出してるんですよね。まあ四輪車のメニュー優先なのでどうせ後回しにされてるんでしょうけど。

ホンダやヤマハ発動機など国内二輪車4社は国土交通省に二輪車の高速道路料金の引き下げを要望した。現在の料金は軽自動車と同じで利用者から「割高」との指摘がある。「普通車の半額が妥当」(ホンダの大山龍寛専務)として現状の6割に下げるよう、国交省などと交渉する。

4社が19日に都内で記者会見した。聞き取り調査などをもとに、高速料金が普通車の半額になれば「利用回数は2.4倍になる」(同)との試算を示した。二輪車を利用しやすい環境を整え、ピークの8分の1の44万5千台にとどまる国内販売の底上げを目指す。
二輪車4社、「高速料金引き下げ」要望 国交省に :日本経済新聞