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大型二輪免許

2月7日、大型自動二輪免許の交付を受けました。もう一ヶ月近く前になるのか。
この日は運転免許試験場で手続きを済ませただけで、教習所はもう少し前に卒業していたのだけど。

教習所に入る前は、大型二輪免許取得日記みたいなのつけていこうかなと思ってたのに色々と忙しく、こうやって結果から書くことになったけど、興味ある人の参考になればと思い振り返ってみたいと思います。

きっかけ

元々大型二輪免許には興味があった。でもいきなり取れるもんでもないし、いつか取れたらなーくらいの気持ちだった。
それが一昨年の夏に普通自動二輪免許を取ったことで急に現実的な話になってくる。

というのも、普通二輪の免許を持っている場合、学科は不要で、技能も第1段階5時間・第2段階7時間の計12時間で良いのだ。
また、周りのバイク乗りも結構大型二輪免許を持っている人が多かったというのも理由にあります。

まあそういった中で、ちょっくら大型二輪免許でも取って女の子からキャーキャー言われようかな!と思い立ったのだった。(※別にキャーキャー言われません)

教習所選び

さて、次は教習所の選び方について。僕は洛東自動車教習所宝池自動車教習所の2つで迷っていて、前者が安くて遠く、後者が高くて近いというカンジでした。もちろん、どちらもその他多くの教習所に比べれば値段の面でも距離の面でも安いし近かったけど。
結局、近さを取って宝池にしました。やっぱ教習所通うなら近いところがいいかなーと思ったので。夏休みとかヒマな時期ならまた話は別だと思う。あと、合宿だったら逆に遠くの方がリフレッシュできるし交通費も出たりするっぽいし良さそう。

ちなみに京都にはデルタとかいうクソ安い教習所がダンピングをかけてるせいでだいたいの教習所が全国平均以下なんで、京都の大学に通ってる人は京都離れる前に取っとくのおすすめ。

教習内容

色々思い返してたけど、基本的に大型二輪教習って普通二輪免許持ってるの前提なんで、走れて当然みたいな雰囲気あったなーと。
特に課題走行(スラローム一本橋波状路急制動などなど)だけじゃなくて、色々応用っぽいこともさせられたのは面白かった。

教官のうち2人が他人にも自分にも厳しい人で、昼休みに自主練とかしててすげーなーと思ったりしてた。色々ググったら全国の教習所の教官の大会的なアレで上位に食い込んでるタイプの人らしい。

以下それぞれの課題について

一本橋

普通二輪の時は7秒以上で走れという目標だった一本橋が10秒以上に。
7秒だと適当に走っててもクリアできるわけだけど、10秒以上だと姿勢やニーグリップなどの基本が身についてないと難しい。

スラローム

これはまあ普通二輪の時と一緒。バイク大きくはなってるんだけれど、フツーにやってりゃ大丈夫だった。
たまにパイロン倒したりするときもあったけど。

急制動

どうもこの課題、自分に合ってるらしく、結局教習・卒研を通して一度もミスらなかった。雨とか雪とかのコンディションでも。
逆にこういうのってアドバイスしづらいね。

波状路

急制動同様、一度もミス無くクリア。まあ普段からオンロードで悪路走り慣れてるってのも関係してるのかも。

S字・クランク・坂道発進など

この辺はすでに普通二輪持ってたらできて当たり前。むしろ坂道発進とか出来てなかったら免許取り上げていいレベル。


こういった課題の他にも、リーンイン・リーンアウトや急判断?みたいな教習もあるけど、この辺は卒研とは関係なくて、体験的にやるだけ。
実は恥ずかしい話、1段階で教習規定時間1時間オーバーしてます。理由は、“姿勢”。特にニーグリップの弱さと、体重移動を指摘されました。
1時間伸びたときは「おいおいクリアできてんじゃん…」と思ったものの、今考えると矯正してもらって良かったなー。普段走るときに全然違うし。

卒研・その後

卒研の前に見せられたビデオが20年くらい前から使ってそうなカンジでやばかったのは置いといて、大型二輪検定は1人でしかも1番手だったけど、まあ特に失敗することなく合格。その後、運転免許試験場で「大自二」の文字を追加してもらうべく更新へ。あれ一日がかりになるの何とかならんかねー。

というわけで最初に戻るけど、大型二輪免許、無事取得しました。


大型二輪取ると、よく「大型バイク買うの?」って聞かれるんですが今のところその予定はないです。
お金がないというのも理由にあるけど、やっぱり今のバイク(Hornet250)が好きだし、もっと乗りこなしたいってのが大きいです。

バイク雑誌で、ブルーハーツ甲本ヒロトが、

やっぱりオートバイって“付き合うもの”なんじゃないかって思う。道具じゃないから使うものじゃない。趣味とも違うんだよね。やっぱり付き合っているかんじ、女の子と同じなんだよね。今付き合ってる女が世界でイチバン、ってみんな皆思ってるんだよ。

って答えてたけど、本当にそうだと思う。
もう後輩に譲ったけど、SUZUKIのコレダスクランブラーという原付に乗ってたときは、それはそれで楽しかったし。

いつか来る別れの日までは、今のバイクに愛を持って接したいと思う。