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2019年初夏北海道ツーリング(礼文島編)

(前回のつづき)

利尻島編に続いて礼文島編です。

礼文島利尻島よりちょっと北にある島。

円形な利尻に対して、縦長な形です。

人口は2500人前後で利尻島の半分程度です。

稚内利尻島からフェリーでアクセス可能です。

香深港(かふか)というフェリーターミナルが島の南の方にあります。

空港もありますが、残念ながら休港中です。

 

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映画「北のカナリアたち」のロケ地である北のカナリアパーク。映画のために作られたセットの校舎だそうで。遠くに利尻島が見えます。

【北のカナリアパーク】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet

校舎の中に入れたり、ちょっとした公園みたいになっていて、観光地という感じです。駐車場やちょっとした売店もあります。

もし訪れるなら事前に映画を見ておくのがおすすめ。(自分はHuluでダウンロードしてフェリーの中で観ました)

 

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遠くに見える利尻島とバイク。フェリーターミナルや北のカナリアパークのある南部のほうから北上する途中に撮ったものと思われます。

道北のほうは旅人が多いからか子どもがライダーに対して会釈してくることがよくありますが、礼文島でも同じように島の子どもに会釈されました。

 

 

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礼文島最北端のスコトン岬。

周りに駐車場や売店はあるものの、宗谷岬と比べるとあまり観光地化されておらず、荒涼とした場所です。

売店では昆布ソフトクリームが売られています。店員曰く、昔はもう少し昆布味を前面に押し出していたそうですが、リニューアルを経て、だいぶマイルドにしたとのことでした。

 

 

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宿泊地の九種湖畔キャンプ場。の受付。

日本最北のキャンプ場のようです。

【久種湖畔キャンプ場】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet

 

 

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チェックインしてぶらぶらしてると九種湖が。

一周する散策コースもあるようです。

 


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陽が暮れるとこんな感じです。

バイク乗り入れは不可ですが、バイクの駐車場の近くにテントを張れば実質乗り入れとあまり変わらないです。(荷物の運搬を考えると乗り入れできるかどうかというのはキャンプツーリングにおいて重要なポイントである)

島の北部には残念ながら日帰り温泉はないため、翌日にフェリーターミナル近くにあるうすゆきの湯に入ることにして就寝します。

http://seikanso.my.coocan.jp/main/p031600.htm

 

 

翌朝。まずは桃岩猫台の駐車場を目指します。

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桃岩猫台駐車場あたりから撮影した花です。

 

 

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これが有名な桃岩という巨岩です。桃の形をしている?

南の方の西海岸側にあります。バスで来ている観光客もいました。

 

 

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桃岩の反対側の様子。道路は行き止まりです。

奥に見えるのがおそらく桃岩荘ユースホステルだと思います。北海道を旅する旅人の間では有名な宿ですね。かなりクセが強く、合う人と合わない人がパッキリ分かれると聞きます。帰りのフェリーに乗るときに、おそらく宿泊者を歓迎しているであろうヘルパー(宿代と食事がタダで施設運営をサポートするスタッフのこと)?が応援団みたいな旗を振って大声で叫んでいたのを見かけました。

 


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さて、ここからはトレッキングコースの写真です。

フェリーターミナルの駐車場にバイクを停めてバスでスタート地点に向かいます。

桃岩展望台コースと言われる、前工程で2時間半程度のコースを歩きました。一番初心者向けなコースだそうで、自分は南側の知床(世界遺産の知床と同じ名前ですが、シリエトク=アイヌ語で突き出たところという意味のようなので、由来は同じなのでしょう)までバスで向かい、そこから北上しましたが、途中何人かの観光客とすれ違いました。ガイド付きの団体客もいたかなと思います。

 

 

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看板のところから1.5kmくらいのところにある元地灯台

まずはあそこを目指して歩いていきます。


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振り替えると南の方には利尻島が見えます。

礼文島は熊や蛇などがいないので、北海道の中では比較的安心して散策可能です。

 


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桃岩猫台駐車場のあったほうを見下ろす画。

非常に風が強かったです。

 

 

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あとはこういう道をひたすら歩きます。ファンタジーっぽい。

一部未舗装のところもありますが、雨とかでなければそんなに歩きにくくはないです。バイクブーツで歩ききりました。

 


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ゴールの桃岩展望台。

ここら辺には一応トイレと自販機くらいはありました。

一応フェリーターミナルあたりまでバスが出ているようですが、時間が合わなかったので歩くことにしました。

 

 

そのあと香深港らへんのレストランで寿司を食べ、

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温泉に入り(キャンプ→トレッキングの後の温泉は最高)、休んでいるうちにフェリーが来たので礼文島を後にしました。

 

 

利尻島礼文島にはそうそう行くことは無いと思いますが、もし時間があればぜひ立ち寄ってみてください。礼文島の方が独自の植物があったり、映画の舞台になったりと多少観光地っぽいかなーと思いますが、利尻もアクセスがよかったり、島を一周できるようなサイクリングコースもあったり、宿泊施設のキャパがあったりと、両方とも魅力がある島です。

 

2019年初夏北海道ツーリング(利尻島編)

外出自粛で時間ができたので、2019年に行った北海道ツーリングの写真を載せます。

この時のツーリングではなかなかバイクで行きにくい離島(利尻島礼文島)で一泊ずつするというテーマでやっていました。

 

利尻島というのは北海道の北西側にある島です。

北にあって細長いのが礼文島、ちょっと南にあって丸いのが利尻島です。

アクセスについてですが、ハートランドフェリーというフェリーが稚内から出ています。

ちなみに利尻島には空港があり、新千歳から飛行機でのアクセスも可能です。

記憶を辿りつつ、時系列順に載せていきます。

 

今回のコースとしては、前日は天塩に泊まり、サロベツ原野を走り抜け、フェリーに乗って利尻島に渡るという流れでした。

島に到着したら味楽( 利尻らーめん味楽 本店 (ミラク) - 利尻町その他/ラーメン | 食べログ )というラーメン屋に向かって、昼食をとりました。

Paypayに対応していて驚いた記憶があります。

そのあと島をぐるっとまわって(利尻島は一周約60kmくらいなので、一時間ちょっとあればまわれます)、鴛泊(おしどまり)フェリー乗り場近くのペシ岬を登ることにしました。

 

以下、利尻島で撮影した写真です。

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ペシ岬に行く途中の民家にいた猫。

結構ふっくらしているので、港で魚とか貰っているのだろうか。

まあ相当寒いところなので(この時は初夏ですが)こういう体格でないと冬を越せないかも。

 

 

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ペシ岬というのはこういう感じで海側にせり出した岬です。

この辺はベンチなどもあり、ちょっとした広場になっていました。

 

 

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登っている途中に下を見下ろした図。一つ前の写真の場所が眼下に見えますね。

散歩感覚で登り出したものの、岬ということもあって風が強く、結構大変でした。

 

 

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ペシ岬から眺める利尻富士。正式には利尻山

利尻島はこの利尻富士を中心とした円錐形の地形をしています。

ちょうどフェリーが港に入港しているところです。

 

 

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行きで猫を見かけた民家のところに帰りにも猫が。

あれ、違う種類?

 

 

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宿に戻ってきて近くの駐車場で利尻富士を撮影。

この日はずっと頂上に雲が出てましたが、この瞬間は晴れていました。

地形と利尻島のある場所の性質上、どうも頂上付近は雲に覆われることが多いようです。

 

 

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宿泊したホテル雲丹御殿( ホテル雲丹御殿 - 宿泊予約は【じゃらんnet】 )の食事。

現役漁師が経営しているとのこと。

海に沈む夕日が見える食事会場でウニを食べまくれます。

 

 

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翌日の利尻富士。前日より雲が少ない?

この日は全体的に晴れていて快晴だったと思います。

北海道についてから割と曇りや雨が続いていたので、やっと気持ちいい天気になってきたなーと思っていました。

 

 

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利尻島の北部にある夕日ヶ丘展望台と呼ばれる場所に登ってみます。

本当は夕方に登ると、夕日が沈んでいくのが見えていいのかも。

島の北側に突き出しているので、朝日が登る様子も見れそう。

 

 

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海側の様子です。陽が当たって底の方まで見えます。

ただ、砂浜とかではないみたいなので、泳ぐのは厳しいかも?

そもそも北の海なので水温が相当低そう。

 

 

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こちらは町側の様子。利尻富士町の市街地です。

利尻島には北東側の利尻富士町と南西側の利尻町の2つの自治体があります。

人口も島全体で5000人は超えているので、それなりの規模の島です。

 

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近所のホームセンターで飲み物などを買っていたらカラスがバイクにとまってました。

このあたりはホームセンター以外にもスーパーやベスト電器などもあり、それなりに栄えています。

 

 

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フェリーターミナル近くの食事処で食べた生ウニ丼。めちゃくちゃうまいです。

多分さとう食堂という店名だったと思います。

食べれるかどうかは仕入れ次第なので、行けば必ず食べれるってわけでもなさそう。

 

 

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鴛泊フェリーターミナル周辺はちょっとした土産物屋とレンタカー屋があります。

レンタルバイクもあったと思うのでここでバイクを借りるという手もありますね。

フェリーターミナルに隣接している(というか一体になっている?)海の駅で時間を潰したのち、礼文島に向かいます。

 

つづく(気が向いたら)